唐津について

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唐津について

唐津は日本の九州の北西部に位置し、昔から唐（から：韓・唐）など大陸への玄関口（津・港）として栄えてきました。唐津は、陶器の貿易に理想的な場所で町の工芸品は陶器から芸術になっています。

また唐津は多彩な文化がある一方で、豊かな自然もあります。日本三大松原のひとつである虹の松原が有名で鏡山展望台などから眺めれば、海岸線に続く松原と青い海を見ることが出来きます。

唐津市には7つの島々があります. 島の人達は、特徴ある独自の文化を生み育て、同時に先人から受け継ぐ伝統を大切に守ってきました。島それぞれに個性あふれる色があり、7つの島は親しみをこめて「レインボーアイランド」と呼ばれています。

唐津の魅力は風光明媚な土地、自然の景観が美しいことです。唐津には、多くの美しい海があります。世界的に有名なフリーダイバー、ジャック・マイヨールもまた、唐津の海のすばらしさに魅了されたひとりでした。唐津の美しい海も、海洋プラスチックゴミの漂着が問題となっています。

映画『グラン・ブルー』(1988年）でその名が世界中に知られるようになったジャック・マイヨールは、少年のころ毎年夏、休暇を過ごすため一家で唐津を訪問。

ジャックは唐津の海で初めてイルカと出会い、この体験が彼の人生の原点となります。

66年に素潜り60ｍの世界記録樹立を皮切りに、次々と記録を更新し、 83年には105 ｍを達成。以後6年間、この記録は破られませんでした。

フランス国内観客動員数 1,000 万人、パリで 187 週連続上映の記録を打ち立てた名作。海と友情、そして愛。リュック・ベッソン監督が描く、伝説のダイバーの物語。この主人公のモデルこそフランス人フリーダイバーのジャック・マイヨールです。

唐津湾は、マリンスポーツには格好の海としても知られています。気候や地形に恵まれ、多様に変化する波や風のおかげで一年を通じて初心者から上級者までヨットやウィンドサーフィンを楽しむことができます。

唐津湾は国内屈指のレース場としても注目を集め、ヨットの世界大会なども開かれています。唐津の海からは多くの有能な地元選手が巣立ち、国内外で活躍。オリンピックメダリストも生まれました。

唐津湾は風が一定で波がそれほど高くないため、ヨットなどのマリンスポーツに最適。唐津湾からは美しい唐津城の姿が一望できます。

唐津市にとって海は、水産業にとって大切であることはもとより、観光にとって非常に重要な資源です。離島や沿岸部に漁網・発砲スチロール・ガラス類・木くず・金属くず、さらには外国製の廃プラスチック等、大量のごみが漂着しています。2016年の海洋ゴミの処理費用は約2500万円を要しました。

唐津の海洋ごみは、国内外を問わず多様な地域由来のものが混在していて、市町村にとっては自ら発生抑制対策を行ったとしても問題解決につながらない状況にあります。

特に、海洋ごみの約7割は河川由来との指摘があり、河川管理者に任せられているごみ処理に加え、これらに対する発生源対策は重要課題です。