Precious Plastic Mt. Fuji
Precious Plastic Mt. Fuji のプロジェクト
富士登山ガイドとして今年で21年目になる太田利治が、「プレシャスプラスチック唐津」と出会い、富士山において、SDGsの活動が必要だと確信し、 静岡県富士宮市に「プレシャスプラスチック富士山」を「一般社団法人静岡富士山ガイド協会」ともに設立。
プラスチックをクリエイティブにリサイクルすることで、プラスチック廃棄物の問題に対する認識を富士山から世界中に高めたいと考えています。
富士山の廃プラスチックをリサイクル
富士山はかつてゴミの山と言われるほど、ゴミ問題を抱えておりました。 アルピニスト野口健氏の富士山の清掃活動も功を奏して、今では富士山でゴミを発見するのも難しいほど、クリーンな山となっております。
しかし、富士登山は水分補給が必須で、富士登山を完遂させるためには、約1リットルから2リットルの水分補給が必要とされています。それは即ち、各登山者が2本から4本の500mlのペットボトルを富士山に持ち込んでいることになります。
また各山小屋でのペットボトルの消費も結構な量になっております。 登山者が飲み干したペットボトルを山小屋で新しい飲料を購入する条件として、空になったペットボトルを引き取ることも多々あります。
「プレシャスプラスチック富士山」は富士宮口の各山小屋さんにペットボトルのキャップをペットボトルから分離して、 ブルドーザーを所有する「万年雪山荘」に依頼、キャップを回収し、再利用いたします。
Precious Plastic Mt. Fujiに協力していただけるのは以下の組織・団体・会社になります。
- 六合目 雲海荘
- 六合目 宝永山荘
- 新七合目 御来光山荘
- 元祖七合目 山口山荘
- 八合目 池田館
- 九合目 万年雪山荘(富士コンクリートサービス株式会社 )、ブルドーザーによる搬送
- 九合五勺 胸突山荘
- 頂上 頂上富士館
富士宮口の全山小屋さんです。五合目は火災のため、確定しておりません。 また、「プレシャスプラスチック富士山」の本拠地、活動拠点は「お宮横丁」を運営する「株式会社きたがわ」になります。
粉砕したペットボトルのキャップを「お宮横丁」内で、溶解、型への流し込みでコースターを作る機械を設置、 お宮横丁を訪れる登山者や観光客にSDGsの活動を紹介、コースター製造の体験、廃プラスチックリサイクル製品の販売などを通して「プレシャスプラスチック富士山」は富士山からSDGsを推進していきます。