CHANGE FOR THE BLUE カードゲーム体験会 IN KARATSU

SAGA CHANGE FOR THE BLUE PROJECT

CHANGE FOR THE BLUE

"佐賀県の海の未来を官民連携でいっしょに考えよう"

世界中で増え続ける海ごみの問題。 2050年にはプラスチックをはじめとする海ごみの量が、魚の量より多くなるともいわれています。

「このままでは、私たちの子どもや孫の時代で佐賀県の美しい海が消えてしまう。」 そんな悲しい未来を避けるために、佐賀県の美しい海を守っていくために、 地域、民間団体、企業、行政、すべてのステークホルダーが手をとりあい 、具体的なアクションを起こす必要があります。

では、具体的なアクションとは何でしょうか? ごみ拾いをすることでしょうか?きちんとごみを分別することでしょうか? もしかすると、他にも何か出来ることがあるのかもしれません。

そんな具体的なアクションの探求として、CHANGE FOR THE BLUE のカードゲーム体験会を唐津で実施しています。

"CHANGE FOR THE BLUE" カードゲーム 更新情報

波戸岬ビーチクリーンアップ

「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲームとは

海のごみや汚れを減らす行動のシミュレーションを通して海洋ごみ問題について考えるきっかけとしてもらえるように「CHANGE FOR THE BLUE in富山実行委員会」と株式会社プロジェクトデザインが協業で開発した、ゲーム型のアクティブラーニング学習教材です。 海洋ごみ問題は遠い未来の話ではなく私たちのすぐ身近に迫っています。

このような大きな社会課題を前にすると、自分1人でやれることは小さく感じられ、中々行動に移せないものです。 「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲームを通し、 地域、民間団体、企業、行政が佐賀県の海ゴミ問題の理解を深め、手をとりあうことで”海洋ごみを減らす行動” の第一歩となれば考えています。

ゲーム体験を通じて、参加者が仲間と協力して問題を解決する喜びを感じられる(仲間と協力することで大きな問題にも立ち向かえる感覚を掴むことができる)。そんな社会的能力が身に付く仕掛けがあります。

※マスクの着用など、感染症対策にご協力ください。 また、会場内では研修の風景を撮影させていただきますので、ご了承ください。

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CHANGE FOR THE BLUE ゲームのポイント

1. それぞれの仕事や生活を通して選択する行動を考える

このゲームは、チームごとに農家や漁師、役場、工場などの役割を担います。それぞれの仕事カードと生活カードの中から、どんな行動を選択するのかをチームで話し合い、全員で海洋ゴミを減らすためにプロジェクトを実行していきます。

2. 選択する行動によって地域の状況が変化

このゲームでは、それぞれのチームの選択する行動によって地域の状況が変化していきます。地域の状況は、4つの指標(市民意識/便利さ/技術/ごみ・汚れ)で表されており、ゲーム開始時には市民意識が低く、ゴミ・汚れが多い状態です。 現実世界と同様に、何もしなければ海のゴミ・汚れはさらに増えていってしまいます。

3. 選択するカードや行動によって、毎回ゲームの結果が変わります。

ゲームの結果を受けて、何が良かったのか?また悪かったのかを話し合うことで、「なるほど!」と納得する事もあれば、「モヤモヤ」が残り、疑問に思う事も出てきます。その行動が海の環境にどう影響するのか、海の環境を良くするための行動はどれか、など体験を通じて考えることで日常生活に取り入れるきっかけにできます。

こんな企業、団体におすすめです

  • アクティブラーニング学習教材を探している
  • 企業や団体内での研修や、学校の授業に取り入れたい
  • 海ごみの問題について考えや学びを深めたい
  • 自治体、NPO、まちづくり活動に、海ごみの問題に取り組んでいる、または取り組みたいと考えている
  • 親子で一緒に学びを得られる場を増やしたい
  • 価値観が異なる関係者や組織との対話を増やしたい

カードゲームのWORKSHOPを企画

九州でのカードゲームのESDワークショップを企画しております。海ゴミ問題や、ビーチクリーン、SDGsの授業や課題などにお使いいただけます。また11月に第2回波戸岬ビーチクリーンアップを企画しております。ゲーム体験が波戸岬ビーチクリーンのフィールドワークのアイディアに繋がればと考えています。

CHANGE FOR THE BLUEに興味がおありでしたら、下記CONTACT FORMよりご連絡ください。

海と日本プロジェクト

CHANGE FOR THE BLUE カードゲーム体験会 in 唐津​

玄海そして有明海、異なる顔を持つ2つの海に面する佐賀県。 海とかかわりが深い佐賀県ではそれぞれの地域の民間団体、企業、行政が協働して積極的にビーチクリーン活動が行なわれています。

8月23日に行われた、"CHANGE FOR THE BLUE IN KARATSU" ビジネスカードゲーム体験会ではそれぞれの地域で活動している民間団体、企業、行政の代表の方々に来ていただけました。

"CHANGE FOR THE BLUE" カードゲーム体験会 in 唐津​

【日時】 令和4年8月23日(火) 13:00~17:00
【場所】唐津市 新浜玉市民センター

主催:唐津南高校 虹ノ松原プロジェクトチーム、NPO法人唐津FARM&FOOD
共催:株式会社プロジェクトデザイン
講演:佐賀県教育委員会

株式会社プロジェクトデザイン

プロジェクトデザインはビジネスゲームのメーカー兼ビジネスゲームを活用した研修会社です。ビジネスゲーム「2030SDGs」が、2019年4月8日にニューヨークにある国連本部でも利用されるなど、SDGsを体験的に理解する代表的なゲームとして知られています。

関連するSDGsゴール

  • 4.「質の高い教育をみんなに」
  • 12.「つくる責任 つかう責任」
  • 14.「海の豊かさを守ろう」
  • 17.「パートナーシップで目標を達成しよう」

当日のタイムテーブル

  • 13:00 カードゲーム
  • 15:20 休憩
  • 15:30 プレゼンテーション
    唐津南高校 虹ノ松原プロジェクトチーム 
    佐賀県循環社会推進課 "プラスマLIFE 佐賀"
    株式会社ユーグレナ "バイオマスプラスチック "
    佐賀県政策部政策チーム "森川海人っプロジェクト 波戸岬クリーンアップ作戦"
  • 16:30 波戸岬クリーンアップマッチング、懇親会
  • 17:00 終了

"CHANGE FOR THE BLUE IN KARATSU" ビジネスカードゲーム体験会にご参加していただいた企業、団体様

  • 海と日本プロジェクト佐賀実行委員会
  • Blue Ship
  • NPO法人海さくら
  • サガテレビ
  • NPO法人 Karatsu
  • NPO法人さが環境推進センター
  • NPO法人愛未来
  • 佐賀県政策チーム
  • 佐賀県循環社会推進課
  • 佐賀県森林整備課
  • 佐賀県環境課
  • ピノー株式会社
  • 唐津市環境部
  • 唐津市経済部
  • 唐津市保健福祉課
  • 唐津市議会議員
  • 唐津市DXイノベーションセンター
  • ホンダカーズ佐賀株式会社
  • ホンダカーズ佐賀唐津インター店
  • 株式会社博多大丸
  • 大栄工業株式会社
  • 株式会社バイオテックス
  • 株式会社ユーグレナ
  • リコージャパン株式会社
  • 株式会社富士
  • 唐津西ロータリークラブ
  • 株式会社ファミリーマート
  • 九州電力株式会社
  • 株式会社アスタスク
  • 株式会社スマイルプランニング
  • 株式会社サンエスライン
  • リタジャパン株式会社
  • 直売所 めぐみの里
  • 東唐津小学校
  • 小川中学校
  • 鏡中学校
  • 浜玉中学校
  • 0100活動地域の輪
  • 医療法人 あおぞら胃腸科
  • カレーしか勝たん唐津店
  • C hakra room
  • クリスタルアイ
  • 塚本事務所
  • 唐津学生会-
  • 横枕農園 
人工芝 アップサイクル Precious Plastic 唐津

「CHANGE FOR THE BLUE カードゲーム体験会 IN KARATSU」にご参加頂きありがとうございました。

皆様のご協力で大盛況のまま無事に終えることができました。 学生、行政、企業の皆様が協力し、海洋ゴミ問題を解決する第一歩になったのではないかと存じます。

唐津の海をキレイにしようと思う皆様の熱い思いが未来の結果へと導いてくれると思います。

ゲーム体験会を通じて学んだ大切なことは?

  • まずは一人一人の意識が大切
  • 協力し合うことの大切さ
  • どんな良かれと思われる取り組みも、「意識」レベルに応じて良し悪しがあり、また、今回のように年齢、職業、業種を問わずに集まると多様な考え方があり、その中から最適と思われるような取り組みを選んでいく事が大事だと感じております。
  • 地域連携の大切さ。色々な方の考え方による気づき。
  • 正確な情報を知ることの大切さ。ゲームを通して学ぶ楽しみ。
  • 様々な取り組みを組み合わせて周りの状況も見ながら施策を考えることの大切さ
  • バランスをもって環境教育に取り組むことが大事であること。「自然を大切にしたい」「ごみを減らしたい」という標語で終わるのではなく、方法を考えていくことが重要であること。
  • 海の豊かさをどうやったら守れるか
  • 人との繋がりが大事で、話し合いの場が必要だということ
  • 意識をするだけでなく、便利さや技術全て揃っておかないと、ゴミは減らすことができないということを学びました。
  • 視野を広く持つこと
  • 輪の外とのコミュニケーションを恐れないこと
  • 事前の現状調査の必要性と、行動と結果の予測を立てること。善意の思い付きの行動だけではいい結果になると限らない。
  • 多様な人と話し合うことで、思わぬ成果が出た。
  • ひとりひとりのごみ問題に対する意識

CHANGE FOR THE BLUE IN 唐津 体験会の様子

CHANGE FOR THE BLUE IN 唐津 体験会の様子を各企業、団体がホームページに掲載していただけました。